掃き出し法
なぜ掃き出し法を使うのか
Section titled “なぜ掃き出し法を使うのか”代入法や加減法は未知数が少ないときには便利ですが、方程式と未知数が増えると手順を管理しにくくなります。掃き出し法は未知数の記号を省いた拡大係数行列を使い、同じ操作を規則的に繰り返します。
3種類の基本行変形
Section titled “3種類の基本行変形”これらは、方程式の順番を変える、方程式の両辺を同じ非零数倍する、ある方程式の定数倍を別の方程式に加える操作に対応します。どの操作も元へ戻せるため、解集合は変わりません。
二元連立一次方程式の完全な計算
Section titled “二元連立一次方程式の完全な計算”三元連立一次方程式の例
Section titled “三元連立一次方程式の例”行階段形とピボット
Section titled “行階段形とピボット”さらに、各ピボットを にし、その列のほかの成分をすべて にした形を簡約行階段形といいます。二元の例の最後の行列は簡約行階段形です。三元の例は行階段形まで作り、下から代入しました。
最後の形から解を読む
Section titled “最後の形から解を読む”Q掃き出し法で解く★★☆
を拡大係数行列に直し、簡約行階段形まで変形して解を求めてください。
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第2行から第1行の3倍を引くと、 の係数を0にできます。
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したがって です。
Q基本行変形を選ぶ★☆☆
拡大係数行列
の左下の2を0にする基本行変形を書き、その結果を求めてください。
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第2行から第1行の2倍を引きます。
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により
となります。行全体に同じ操作を施しているため、解集合は変わりません。
Q自由変数を含む解を求める★★★
を解いてください。
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第2式は第1式の2倍です。 と置き、残る二式を解きます。
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と置くと、、 です。加えると 、そこから を得ます。したがって
で、自由変数が一つあります。