a から a+h までの平均変化率
hf(a+h)−f(a)
は二点を結ぶ割線の傾きです。h→0 の極限が瞬間変化率・接線の傾きになります。
定数関数の導関数は0、一次関数 mx+b の導関数はmです。また
h(a+h)3−a3=3a2+3ah+h2
より (x3)′=3x2 です。
点 (a,f(a)) での接線は
y−f(a)=f′(a)(x−a)
です。位置を時間で表す関数なら導関数は速度を表します。
∵証明
h=0 で
f(a+h)−f(a)=hf(a+h)−f(a)h.
h→0 で第一因子は有限値 f′(a)、第二因子は0へ収束するため差は0へ収束します。よって f(a+h)→f(a) です。
逆は偽で、∣x∣ が反例です。導関数が存在することと、その導関数が連続であることも別です。2階、3階と微分したものを高階導関数といいます。
Q一次関数★☆☆
f(x)=3x−2 の微分係数を定義から求めてください。
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h3(a+h)−2−(3a−2)=3 なので f′(a)=3 です。
Q接線★★☆
f(x)=x2 の x=2 における接線を求めてください。
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f(2)=4,f′(2)=4。
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y−4=4(x−2)、すなわち y=4x−4 です。
Q片側微分★★★
f(x)=∣x−1∣ は x=1 で微分可能ですか。
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h>0 と h<0 で差の商を調べます。
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右差商は1、左差商は−1 なので一致せず、微分可能ではありません。ただし連続です。