a=0 として ay′′+by′+cy=0 を考えます。指数関数は微分しても定数倍なので y=erx を代入すると
(ar2+br+c)erx=0.
erx=0 より ar2+br+c=0 が特性方程式です。
重根では erx が1本しか得られないため、線形独立な第2解 xerx が必要です。複素根ではオイラーの公式 eiθ=cosθ+isinθ により実部・虚部を実数解として使います。
実部が負なら指数包絡は減衰し、正なら増大します。虚部 β は角振動数です。実根の符号も増大・減衰を決めますが、係数による打ち消しや初期条件も確認します。
Q基本:異なる実根★☆☆
y′′+y′−2y=0 を解いてください。
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(r+2)(r−1)=0。
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y=C1ex+C2e−2x。
Q標準:重根の初期値★★☆
y′′+4y′+4y=0,y(0)=1,y′(0)=0。
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y=(C1+C2x)e−2x。
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C1=1、
y′(0)=C2−2C1=0 より
C2=2。
y=(1+2x)e−2x。
Q発展:複素根★★★
y′′−2y′+5y=0 の一般解と長時間挙動を述べてください。
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y=ex(C1cos2x+C2sin2x)。非零解は角振動数2で振動し、包絡
ex に従い増大します。