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方向微分と勾配

楕円形の等高線を直角に横切り高い値へ向かう勾配ベクトル
勾配は等高線に直交し、関数値が最も速く増える方向を指します。矢印の長さは最大方向微分の大きさです。

微分可能性と方向に関する注意

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最適化では、f-\nabla f 方向へ小さく進む最急降下法が使われます。次には、勾配が0となる点や二階偏導関数を使う多変数関数の極値を学びます。

Q基本:正規化と方向微分★☆☆
f(x,y)=3xyf(x,y)=3x-y(0,0)(0,0) から方向 (1,2)(1,2) へ進む単位方向の方向微分を求めてください。
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(1,2)(1,2) の長さは 5\sqrt5 です。
ANS解答を見る
u=15(12)\boldsymbol u=\frac{1}{\sqrt5}\begin{pmatrix}1\\2\end{pmatrix}f=(3,1)\nabla f=(3,-1)。よって Duf=325=15D_{\boldsymbol u}f=\frac{3-2}{\sqrt5}=\frac{1}{\sqrt5} です。
Q標準:最大増加方向★★☆
f(x,y)=x2+xyf(x,y)=x^2+xy(1,2)(1,2) における最大増加方向と最大方向微分を求めてください。
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f=(2x+y,x)\nabla f=(2x+y,x) です。
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f(1,2)=(4,1)\nabla f(1,2)=(4,1)。最大増加の単位方向は 117(41)\frac{1}{\sqrt{17}}\begin{pmatrix}4\\1\end{pmatrix}、最大方向微分は 17\sqrt{17} です。
Q発展:等高線との直交★★★
f(x,y)=xyf(x,y)=xy の等高線 xy=2xy=2 上の点 (1,2)(1,2) で、接ベクトル (1,2)(1,-2) と勾配が直交することを確認してください。
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f=(y,x)\nabla f=(y,x) です。
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f(1,2)=(2,1)\nabla f(1,2)=(2,1) で、(2,1)(1,2)=22=0(2,1)\cdot(1,-2)=2-2=0。したがって接ベクトルと勾配は直交します。