グラム・シュミットの直交化
何をしているのか
Section titled “何をしているのか”二次元の完全計算
Section titled “二次元の完全計算”三次元の完全計算
Section titled “三次元の完全計算”∵証明
に対し と の内積を取ると、和のうち 番目だけが残り、 と打ち消し合います。また は と以前の の線形結合であり、逆に定義式を移項すれば も新しい と以前のベクトルから作れます。よって生成空間は変わりません。
正規直交ベクトルを列に並べた行列を 、射影係数を並べた上三角行列を とすると、元の列行列は と書けます。これがQR分解です。
Q二次元の直交化★☆☆
、 をこの順にグラム・シュミット法で正規直交化してください。
HINTヒントを見る
1本目を正規化すると です。
ANS解答を見る
。2本目から射影 を引くと なので、 です。
Q平面の正規直交基底★★☆
、 が張る平面の正規直交基底を求めてください。
HINTヒントを見る
2本は既に直交しています。正規化だけが必要です。
ANS解答を見る
なので
それぞれ元のベクトルの非零倍なので、同じ平面を生成します。
Q一次従属な組へ適用した場合★★★
、 にグラム・シュミット法を適用すると、2本目の直交化ベクトルがどうなるか計算し、この2本から基底を作れない理由を説明してください。
HINTヒントを見る
として を計算します。
ANS解答を見る
、 なので
零ベクトルは正規化できません。もとの2本が一次従属で同じ直線しか生成しないため、 の基底にはできません。