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多変数関数・極限・連続性

平面上の同一点へ直線、放物線、曲線という異なる経路から近づく図
多変数極限が存在するには、図に描いた経路だけでなく、あらゆる近づき方で同じ値になる必要があります。

一変数との共通点は、誤差を距離で制御する点です。違いは入力空間に近づく経路が無数にある点で、「xxyy を独立に0へ近づける」だけでは定義として不十分です。

Q基本:等高線★☆☆
f(x,y)=x+2yf(x,y)=x+2y の値0と2の等高線を求めてください。
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x+2y=cx+2y=c をそれぞれ解きます。
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c=0c=0 では y=x2y=-\frac{x}{2}c=2c=2 では y=1x2y=1-\frac{x}{2}。互いに平行な直線です。
Q標準:経路判定★★☆
h(x,y)=x2y2x2+y2h(x,y)=\frac{x^2-y^2}{x^2+y^2} の原点での極限を調べてください。
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y=0y=0x=0x=0 を比較します。
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y=0y=0 では1、x=0x=0 では 1-1 です。2経路で異なるので極限は存在しません。
Q発展:極座標評価★★★
k(x,y)=xy2x2+y2k(x,y)=\frac{xy^2}{\sqrt{x^2+y^2}}(原点では0)が原点で連続であることを示してください。
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xr,yr|x|\le r,|y|\le r を使います。
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r=x2+y2r=\sqrt{x^2+y^2} とすると krr2r=r20|k|\le r\cdot \frac{r^2}{r}=r^2\to0。関数値も0なので原点で連続です。