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直接証明・対偶・背理法

証明末尾の \square は証明終了を表します。具体例を多数確認しても全称命題の証明にはなりませんが、反例一つで全称命題を否定できます。

対偶証明は含意を別の同値な含意へ変えます。背理法は証明したい結論全体を否定して矛盾を導きます。

存在命題は具体的な対象を構成すれば証明できます。一意存在では、まず存在を示し、次に二つの候補 x,yx,y を仮定して x=yx=y を示します。必要十分条件は二方向を分けて証明します。

Q直接証明★☆☆

奇数同士の積が奇数であることを直接証明してください。

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a=2m+1,b=2n+1a=2m+1,b=2n+1 と置きます。

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ab=4mn+2m+2n+1=2(2mn+m+n)+1ab=4mn+2m+2n+1=2(2mn+m+n)+1 です。括弧内は整数なので積は奇数です。

Q対偶で証明★★☆

整数 nn について、3n3\nmid n なら 3n23\nmid n^2 であることを証明してください。

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対偶「3n23\mid n^2 なら 3n3\mid n」を、nn の3で割った余りから示します。

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nn の余りが1または2なら、n2n^2 の余りはいずれも1です。したがって 3n23\mid n^2 なら余りは0で、3n3\mid n です。対偶より元の命題が成り立ちます。

Q反例を探す★★★

「実数 a,ba,b について ab=0ab=0 なら a=b=0a=b=0」を検討してください。

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一方だけを0にします。

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偽です。a=0,b=1a=0,b=1 なら ab=0ab=0 ですが b0b\ne0 です。正しい結論は「a=0a=0 または b=0b=0」です。一つの反例で全称命題を否定できます。